一流レストランでの作法

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一流レストランでの作法

一流と言われるレストランでたまには食事をしてみたいモノ。
しかし、躊躇してしまうのは堅苦しいテーブルマナーのせいだけではありませんよね。
どうやって予約をするのか、何を着ていけばいいのかなど、あれこれ考えてしまうと、なかなか腰が上がらないものです。

さて、作法とは・・・
改めて思い出しましょう。
作法はなぜ必要なのでしょうか?
それは「人も自分も気持ちよくありたい」
それだけのことなのです。
では、スマートに振舞えるよう、流れをイメージしてみましょう。
そう、レストランでの食事をストーリーとして楽しんでみれば素敵なひと時が過ごせます。

【予約をするときの注意点】

当然レストランに行く前に予約を入れますね。
その日が記念日なのであれば、予約の時に店に伝えておくことをおススメします。
0014.一流レストランでの作法2
すると一流店は、デザートと一緒に「Happy Berthday」のプレートを添えてくれるなど、サプライズを用意してくれることがあります。
また、メインディッシュと見せかけて、指輪などこれぞというプレゼントをワゴンで運んできてくれたりもするでしょう。
ビジネスでの商談や取引先との接待の場合は、あらかじめコースを予約したほうがよろしいでしょう。
その時には予算に加えて、テーブルの配置、ワインの好みや料理のイメージなど細かいと思われるかもしれませんが、店はちゃんと対応してくれます。
店を味方につける第一歩ですね。

【ドレスコードはどうしましょう】

星が付いているような超一流店であれば、男性も女性もきちんとドレスアップして、華やかにしていきたいモノですが、最近はカジュアルなフレンチやイタリアンも増えています。
極端にラフな格好でなければ大丈夫です。

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店の決まりと言うことではなく、作法の基本「周りの人を不快にさせない」を大切にすればいいのです。
過剰にかしこまることなく、店に相応しい服装でかまいません。
やはり、高級店ではある程度フォーマルなファッションのほうがよろしいですね。

【食前酒がわかりません】

さて、予約を取り、当日無事席につきました。
ココカラの勝手がわかりませんね。
食前酒?
食前酒って何を頼めばいいのでしょう。
特に詳しくなく、こだわる酒がない場合は、シャンパンをオーダーしておくと無難です。
大方の客がシャンパンをオーダーしますね。まぁ、食前酒の王道と思っていてください。
もしお好みでしたら、シェリー酒でもいいでしょうね。
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アルコール類は口当たりの軽いものから、コクのあるものに移行していくのが基本です。

【ワインの頼み方】

無事席について食前酒もオーダーできました。
ここで一息ついてゆったりとメニューを眺めましょう。
この「ゆったり」と眺めるところがポイントで、慣れた客の振る舞いに映ります。
さて料理をオーダーしたら、ワインリストに目を移します。
一品目が運ばれてくるかもしれませんが、やはり「ゆっくり」と選んでかまいません。
「この料理に合う手ごろなワインをお願いします」
ワインの銘柄に詳しくなければ、これで大丈夫。
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テイスティングは香りを嗅ぐだけでかまいません。ワインが傷んでいないかの確認ですから。

【ワイン楽しみ方】

さて、今度はちょっと余裕を持ってワインを楽しみましょう。
ワインはボトルで頼まなければならないと言った先入観がおありかもしれませんが、そんなことはありません。
いろいろと対応してくれる店もあります。
コースの料理に合わせて1杯ずつオーダーしてみましょう。
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せっかくの一流店での食事です。
魚料理には白ワインを、肉料理には赤ワインを、と言った具合ですね。
いろいろな種類のワインを頼むのは恥ずかしいことではありませんので。
店のほうの思いも、料理との相性を考えてくれる客に一目置きます。
魚料理や肉料理のみならず、チーズやデザートなどメインディッシュ以外の料理でもそれに合うワインを取り揃えています。
でもよくわからない・・・
そんな時こそ、ソムリエに相談しましょう。
ソムリエがその店のワインに一番詳しい人ですから。
どうですか?デザートワイン、一度試してみませんか?

【店が感じるスマートな客】

冒頭で、
「レストランでの食事をストーリーとして楽しんでみれば素敵なひと時が過ごせます」
と書きました。
そうです。予約時に具体的にお願いしておいたほうが店側も対応しやすいのです。
わがままかもと思う前に「店を味方につける」と考えたほうがいいでしょうね。
自分のお酒の量をある程度把握して、それを伝えておくのも一つです。
そんな方は、同伴された女性にも気兼ねなくお酒を楽しめる雰囲気を作れる男性でしょう。
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店のスタッフを呼ぶときは、声を掛けたり手をあげたり売る客がいますが、スマートな客は目で合図します。
テーブルごとに担当しているスタッフがいるのをわきまえている証拠です。

【こんな客はちょっと】

一流レストランと一般のレストランの違いの注意点です。
オーダーした料理を自分たちでシェアするのは、ちといただけません。
自分でオーダーした料理をそれぞれいただくのが基本です。
料理は味もさることながら、目で楽しむ要素もあるので、見た目にも美しく盛り付けてあります。
もし、シェアしたいのであれば、オーダーした時に店の方に相談してみましょう。
それと、コース料理は客の食べるタイミングを計って運ばれてきます。
頻繁に席を立つ客は、店側が困ってしまう時があります。
提供し直しや盛り付け直しの必要が出ることもあります。
トイレや電話は事前に済ませておくべきですね。

【ちょっと気を付けたいもうひとつの作法】

並べられたカトラリーにこだわらず、指で食べるものは指で食べます。
カナッペなどはナイフでカットすると崩れてしまうので、かえって指で口に運んだほうがスマートです。
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もうひとつ、大切なことがあります。食べる時の姿勢です。
特に足元は同席者から見えません。
ついつい足の方向があちこちに向いたり、靴を脱いでしまったりと、ルーズになりがちです。
同席者には見えなくても、周りの客や店のスタッフからは丸見え。
周囲を不快にさせることは慎みましょう。
足元を美しくそろえておくと、おのずと姿勢も美しくなります。

さぁ、どうでしょう。
だいぶイメージできましたか?
動作を覚えるというよりも、基本的考え方を理解すれば自然とうまくいくと思います。
常に作法を心がけてある程度の緊張を持っていたほうが、何かと域に見えますよ。

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