駅名も地名も店名も寺の名前 江ノ電極楽寺駅

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駅名も地名も店名も寺の名前

江ノ電極楽寺駅

この極楽寺駅は、江ノ電の駅の中でも唯一別次元の世界に包まれています。
鎌倉側からトンネルを抜けると突然現れる山間の田舎の風景。
そのなかにぽつんと佇む駅舎。
四季を通して風景を見せてくれます。
この駅舎は古い木造形式で、関東の駅百選にも選ばれ訪れる人を癒してくれますね。
映画やドラマのロケ地としてよく使われる理由がわかります。
中村雅俊主演の「俺たちの朝」もこのあたりを舞台にしていましたね。

さて駅名にもなっている極楽寺。
駅の北側にあります。

0006.江ノ電極楽寺駅2
このお寺は鎌倉時代から人々を救ってきたという、慈悲の寺なのです。
当時事前救済事業に尽くした忍性という僧が開山しました。
境内に悲田院、施薬院という施設を建設し、病気や貧窮に苦しんでいるひとの救済に努めたのです。

山門は小さいながらも堂々としており、忍性の功績を静かに伝えているようです。

もう一つ、この駅には見逃せないところがあります。
そうです。
江ノ電極楽寺駅検車区です。

0006.江ノ電極楽寺駅3
その日稼動していない車両を垣間見ることができます。
また「タンコロ」の愛称で親しまれた108号車が動態保存されており、毎年開催される「タンコロまつり」は必見。
鉄道ファン、江ノ電ファンでなくても興奮もの間違いないでしょう。

古くから人々を支えてきた極楽寺。
駅名だけではなく、地名としても残されています。

0006.江ノ電極楽寺駅4

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