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「アピシウス」 銀座で最高峰の名画を鑑賞しながらの最高峰ランチ
日本のフレンチの最高峰といわれる「アピシウス」。ランチとはいえ相当に敷居が高い感じがしまたが、最近では一人ランチのお客様も多いとのことで、恐る恐るお邪魔しました。
丸の内仲通りに面した地下一階にある店内に一歩足を踏み入れただけで圧倒されます。重厚感あふれる雰囲気の中、シャガールやユトリロといった有名な画家の絵画がかかっています。
これらの名画をお目当てに食事を楽しむお客様も多いようです。ちなみに絵画はすべて本物とのことで、地階のため窓がない店内にアクセントをつけています。
ランチのメニューは3つありました。
FEVRIER 5,400円 前菜、魚料理または肉料理、デザート、コーヒー
HIVER 8,640円 前菜、魚料理、肉料理、デザート、コーヒー
SAISON 12,960円 前菜、スープ、魚料理または肉料理、デザート、コーヒー
上の二つは週替わりのコースとのことです。それぞれ「2月」、「冬」、「季節」をあらわすフランス語とのこと。今日は5,400円のコースを選びました。
前菜は2つの料理から選びます。今週は「厚岸産の真牡蠣と茸のシヴェ、赤ワイン仕立て」または「エゾシカ肉のコンフィとチョリソソーセージのペンネ」ですが、「牡蠣とキノコのシヴェ」をお願いしました。
シヴェは獣肉や甲殻類、貝類をワインで煮込んで作る料理だそうです。白ワインでなく赤ワインを使うことで味に広がりが出ています。牡蠣のエキスが染み出した赤ワインソースにキノコがよく合います。
メインディッシュは「イトヨリのヴァプール、白ワイントマトソース」または「国産和スネ牛、鴨モモ肉、自家製ソーセージのポトフ」です。前菜が魚介系でしたので「ポトフ」をお願いしました。
牛も鴨も程よく煮込まれていて、ソーセージも噛むと肉汁があふれます。スープをたっぷり含んだ野菜にはスパイスのほのかな香りが。食欲をそそります。
デザートには濃厚な味わいのガトーショコラをエスプレッソとともにいただきました。
料理はもちろん、食器や調度品、絵画、サービス、何もかもが素晴らしい最高峰のランチとなりました。
【アクセス】
交 通:JR有楽町駅中央西口から 徒歩2分 日比谷駅から80m
所 在 地:東京都千代田区有楽町1-9-4 蚕糸会館ビル地下1階
電 話:03-3214-1361
営業時間:11:30am~3:00pm(ラストオーダー2:00pm)5:30pm~11:30pm(ラストオーダー9:00pm)
定 休 日:日曜日
参 照:http://www.apicius.co.jp/
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