「まちぶせ」を歌っていたのは・・・やっぱり三木聖子

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「まちぶせ」を歌っていたのは・・・やっぱり三木聖子

平日夕方の生放送番組「ぎんざNOW」でアシスタントのポニーテールの似合うとても綺麗な女の子が歌っていたのがこの「まちぶせ」。
そう。 「まちぶせ」と言えばどうしても三木聖子なんですね。

元々この曲は、ユーミンがまだ荒井由実時代に三木聖子のデビュー曲として書いた曲。
当時、実際に三木聖子に会ったユーミンが、彼女のイメージから書いたのがこの「まちぶせ」でございました。
と言われていますが、更に話がありました。

この曲の詩は、かなり積極的に彼女が友人から彼氏を奪おうと企てる歌ですよね?今で言う略奪愛。
お嬢さんタイプの彼女が歌うにしてはヘビーです。

三木聖子がユーミンと会った時に自分のことや恋愛観を話したそうです。
彼女は仲のいい友達と同じ人を好きになった時がありました。
友達ははっきりとモノを言うタイプだったそうですが、彼女はなかなか自分のことを言えない性格。
彼女自身の経験として、「偶然を装って帰り道で待つ」ような女の子だったそうです。

私たちが今そんなことをしたらストーカーですが、新人のアイドルの子が歌うミスマッチ観はドキッっとさせるモノがございました。
ユーミン特有の感性で、彼女らしい歌に仕立て上がったのでございます。

実はこの曲、三人の女性が歌っております。
ひとりはもちろん「三木聖子」。
ふたり目はいつも比較されてしまう「石川ひとみ」。
三人目は「ユーミン自身」なんですね。

三人三様の歌の味がございます。

ユーミンは独特のモノがありますが、歌唱力で言うとやはり定評がある石川ひとみに軍配が上がるのでしょう。
三木聖子はデビュー曲として頑張り、しっかり歌ってるのですが、高音部がちょっと苦しく聞こえます。
しかし歌と言うものはいわゆる歌唱力だけではないところが難しいですね。
この苦しさが主人公の切ない気持ちを表現してるように響きます。
加えて、この曲の誕生にまつわるバックグラウンドを意識すると、やはりこの「まちぶせ」は三木聖子ならではの曲。
あまりにも突然に消えてしまったことは、さらにその印象を高めているのでしょう。

それでは聞いてください。
三木聖子で「まちぶせ」。

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