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寿司の食べ方の作法 旬の魚を覚えましょう
その食材が一番美味しい時を「旬」と言います。
どんな魚がどんな時期に旬なのか、覚えておくだけでも美味しいものを口にすることができ、食事の会話も弾むというモノですね。
【春】
メバル
太刀魚、
サワラ
初ガツオ
ヤリイカ
赤貝
サヨリやメバルは春を告げる魚と言われています。
また、サワラは漢字で鰆と書き、春と言う字が入っているくらいです。
【夏】
スズキ
イサキ
アナゴ
イナダ
オコゼ
アジ
マゴチ
ハモ
マコガレイ
アオリイカ
タコ
アユ
スズキやイサキのような白身の魚はこの時期が旬と言うのも多いですね。
マゴチも白身ですが「照りゴチ」と言われるように、暑くなるにしたがってより美味しいとされています。
オコゼも夏の季節に洗いはいただきたいモノ。アユに至ってはミズゴケをいっぱい食べて一番香りが良くなる時期ですね。
【秋】
カツオ
サバ
コハダ
イワシ
カマス
サンマ
戻りガツオ
サケ
シタビラメ
カツオは春には初ガツオと言って旬の時期がありますが、北に遡上したものが南に戻ってくる時期がこの戻りガツオ。
脂が乗っており、初ガツオとは違った旨さがあります。
やはり青物魚の旨い時期になりますね。脂が乗るからなのでしょう。
【冬】
ブリ
トラフグ
ヒラメ
アンコウ
タラ
カワハギ
アマダイ
キンメダイ
カキ
アカムツ
カワハギやアンコウなどはこの時期キモが大きくなり身も大きくなります。
ブリは寒ブリと言うくらい冬場に油が乗って旨くなります。
夏のヒラメは猫マタギといって冬場が旬となります。4月ごろに産卵をするために身が痩せ細って旨くないということなのでしょう。
【ちょっと補足します】
旬と言われる魚ににはやはり裏付けがあるのですね。
暇な時にそれぞれの旬を調べてみると面白いかもしれません。
この知識は決して自ら話すことはしないほうが良いでしょうね。
美味しいものの時期を知って、自分が美味しく食べられればいいのですから。
もっとも「旬」よりも出だした頃の「はしり」が粋だ、と言う人もいますが。
なにより美味しくいただくのが一番です。
ここで一つ店に対するマナーを。
美味しい寿司を頂きながら店主と会話をかわすことはとても魅力的ですね。
但し、魚の産地を聴くことは避けておきましょう。
「寿司は素材がすべて」と言う考えからと思うのですが、寿司を握ってる職人さんからすれば、自分の仕事の丁寧さと違うところをほめてもらってもちっとも嬉しくないはずです。
かえって失礼なこととわきまえておきましょう。
ちょっと知識を持っている方のほうがやりがちなことなのです。
やはり生半可な知識はひけらかさないに越したことはありません。
魚の産地を聴くなら魚屋で聞きましょうね。
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