パナマハット　自分に似合う選び方

帽子はどうも、という方は多いでしょう。
パナマハットを被ってみたいけど似合わないから、と敬遠しがちな方も多いと思います。
店の店員の方からは、被り慣れればお似合いになってきますよ、と言われるものの、試着するとイマイチで最初の一歩が踏み出せませんね。

それは自分に似合うパナマハットを選んでいないからなのです。
ではどうすれば良いか？
選び方にはふたつポイントがあります。ちょっとご紹介しましょう。

【顔の形で選ぶ】

パナマハットには様々な形状があります。
ポイントは、クラウン（帽子の山の部分）と、ブリム（帽子のツバの部分）です。
まず、基本的にクラウンが自分の顔の形に似ているものが似合うと覚えましょう。
丸顔の方はクラウンに丸みのあるパナマハットを、四角い顔の方はクラウンが角ばっているものを、大きい顔の方は大きめのパナマハットを。
と言うように、顔の形に近いものを選ぶとしっくりきます。

しかし、よくある間違いは、「自分は顔が丸いから角ばったものにしよう」と選んでしまうと、顔の丸さが強調されてしまいます。
ここでは丸い形のパナマハットを選ぶことで、顔の丸みを和らげてくれるのが正解です。

顔の大きさは、ブリムの大きさで選びましょう。
では顔の形別のパナマハットの選び方です。

[丸顔]

クラウンが丸い形や平たい形のパナマハットがいいでしょう。
逆にクラウンが高く長いものや長方形のような四角いものは、余計に顔の丸さが強調されてしまうので気を付けましょう。
ブリムは普通の大きさが無難です。

　CAVALIERE(カバリエレ)

[四角い顔]

クラウンが角ばっていて四角いものがいいでしょう。
少し低めで横長の長方形に見えるパナマハットが似合います。
ブリムはやや大きめを選ぶといいですね。

　SIR(サー)

[しもぶくれの三角形、大きな顔]

クラウンが顔の幅よりも大きなパナマハットを選びましょう。
ブリムも、狭いものより大きめがいいですね。

 　OPTIMO(オプティモ)

[面長の顔]

クラウンが高く、細長いシルエットのパナマハットがおススメです。
ブリムは狭いものよりもやや大きめがいいですね。
ここでワンポイント。深めに被ったほうが面長の顔の印象が薄れるのでベターです。

　JAPAN(ジャパン)

[逆三角形]

概ねどんなパナマハットでもお似合いです。
クラウンの先が細いものがベターでしょう。

　CRESTA(クレスタ)

【体形で選ぶ】

顔の形で選んだら、体形つまり全身のバランスにも合わせてみましょう。
これも顔の形で選んだ方法と同じで、自分の体形に近いパナマハットを選びます。

[スリム体形]

スリムな体形に合わせて、ブリムが小さめのコンパクトなパナマハットがいいでしょう。

　CRESTA 2C(クレスタ 2C)

[恰幅の良い体形]

全体的に小さめのものよりも、ブリムが大きめのパナマハットがバランスがいいでしょう。

　GOLF(ゴルフ)

[長身体形]

これもバランスです。パナマハットが小さく見えないように、全体的に大きめのものがおススメです。
長身でスリムな方は、ブリムが小さめが良いですね。

　JUNGLA(ジャングル)

[身長の低い方]

やはり体形とのバランスを考えて、全体的に小さめのパナマハットがお似合いです。
身長が低く恰幅の良い方はブリムが広めのものが良いでしょう。

　CAZADOR(カサドール)

さて、これでパナマハットデビューができそうです。
後は被りこなすだけ。出かけるときはパナマハットを忘れずに。

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