ワインセラーの選び方

ワインを最高の状態で楽しむためには、ワインを最高の保存をする必要があります。
ワインは農作物であり、生きている飲み物です。
製造されて瓶詰された後も「熟成」してどんどん変化して風味や味わいを増していきます。
いい状態で「飲み頃」まで保管する、ワインセラーはそのためにあるのです。
ではワインセラーならどれでもいいかと言うと、それは違いますね。
ワインセラーを選ぶ前に目的などチェックするポイントを紹介しましょう。

『デイリー用の保存か、長期熟成用か』

ワインセラーを選ぶときの一番大きなポイントです。
セラーに入れるワインはどんなワインで、どのぐらいの期間保存しておくつもりなのか。
セラーの性能と価格は比例します。
デイリーワインを一時的にストックすることが目的か、ヴィンテージワインのコレクションが目的なのか。
ワインが貴重で高価なものや、長期熟成を目的とするものの場合は、必ず「熟成・長期保存向き」のセラーを選びましょう。
長期保存の過程で、保存条件の温度、湿度、振動など、セラー自体の微妙な性能の差がワインに影響を与える可能性があります。
そのような貴重なワインの合計の金額を考えてみてください。
それに見合ったセラーの必要性がわかることでしょう。

『収納本数』

ご自分がどのぐらいのワインの本数を収納したいのか、まず考えましょう。
ワインセラーのカタログには収納本数が載っています。
自分で想定した収納本数より少し大きめのセラーを選ぶと失敗しないと思います。

『セラーの設置場所』

ご自宅でセラーを購入する場合、セラーの性能だけで選ぶと、購入後置き場所に困ります。
セラーは本体のサイズ以外に、放熱するスペースを確保しなければなりません。
設置場所には十分なスペースを確認しましょう。
また、施ｒ-の中にワインを詰め込むと、かなりの重量になります。
丈夫な床か、水平か、念のために確かめることが必要です。
ワインは光を嫌いますので、直射日光のあたる場所は避けましょう。
セラーを購入した時に、設置場所まで運び込む経路の確認も忘れずにいたしましょう。

さぁ、それではお気に入りのワインセラーを選んで、ベストの状態のワインを楽しんでくださいね。

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