神田 金多楼寿司 大将の話に聞き入って
- 2016/8/6
- グルメ
スポンサーリンク
神田 金多楼寿司 大将の話に聞き入って
何を隠そう創業80年の老舗です。
元は近所の別なところで店を構えておりましたが、この神田須田町で営むのも40年になります。
今のご主人で3代目。
チャキチャキの江戸っ子ですね。
そんな大将の話を聞きながらいただく寿司は、格別です。
本日は、まず何からいただこうか、と思案していると、大将のほうから「ビールでよろしいですかね?」とのうれしい一言。
寿司屋であまり酒ばかり頼むのは、寿司を握ることを生業としてる方に対して失礼だ、と言う気持ちも自分の中には持ち合わせていたので、思わず「!」。
そのことを大将に伝えると、「どうせなら美味しく楽しく召し上がっていただくのがこちらの商売」と、またしてもうれしい一言です。
おかげさまで相方と笑顔で乾杯した後に、頃合い良くつまみが差し出されます。
本日は「カンパチ、ミル貝、トロ」。うれしいですねぇ。
早速カンパチから口に入れると
んまい!
のどを潤したビールはすぐに空いてしまい、どうしようかとまたまた思案していると大将が、「夏酒ありますよ」といいタイミングで声を掛けてくれます。
聞けば「鶴齢」の特別純米ですが、ラベルがいかにも涼しげですね。
断るわけもなく、冷でまず1合頼みます。
「くー!」自然と声が出ますね。
ミル貝、マグロと、鶴齢と共にあっという間に腹の中に入ってしまいました。
そこで大将からまたもや「茶碗蒸しはお好きですか?」
ギンナン好きの自分としては、それが入っているといないとではオーダーが変わることを告げると、ギンナンは間違いなく入っているとのこと。
もうひとつ猫舌であることも告げたところ、「早めにお出ししましょう」
覚ましておいてくれる、なんて客目線の大将なんでしょうね。
相方は横で笑い転げています。
もう1合追加したところで、本日お目当ての「新子」の握りを頼みます。
子供の頃は、光物なんて絶対に食べられなかったのに、今は目を輝かせています。
まぁ、半世紀もたてば食の好みも変わりますよね。
ギンナン好きを理解してもらえたら、もっと驚いたことが・・・
これなんだと思います?
ギンナンの実だそうです。
普通のギンナンは実の中の種子ですが、これは「実」です。
よーし、みんなに自慢しよう!
鶴齢が止まりませんね。
この調子で、いろいろと握っていただきましたが、美味しくって楽しくって。
写真撮ることも忘れ、大将の話にも魅了された、充実のランチタイムとなりました。
そんな対象の心意気はこちら
また来たくなってしまいますね。
【神田 金多楼寿司 メモ】
店 名:神田 金多楼寿司
所在地:東京都千代田区神田須田町2丁目2
電 話:03-3251-7912
定休日:日曜・祝日
公式HP:http://www.kanda-kintarou.co.jp/
スポンサーリンク