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ドン・コーネリアスがプロデュース
ソウルトレインというダンス番組
「ソウルトレイン」と聞いただけで、あのテーマミュージックが耳に聞こえてきます。
そう、「スリーディグリーズ」による番組主題曲「ソールトレインのテーマ」ですね。
70年代ディスコサウンドの名曲にもなりました。
あまり知られていませんが、この主題曲は3代目だったと記憶しています。
でもやはりこのスリーディグリーズのテーマ曲が一番しっくりきますね。
「ソウルトレイン」は東京12チャンネル(現テレビ東京)で放送されたR&B、ソウル、ヒップホップ、ジャズといったダンサブルな音楽にあわせ、視聴者の一般参加によりスタジオでダンスを繰り広げるという大人気番組です。
もともとは1970年アメリカのローカル局の音楽ダンス番組としてスタート。
ドン・コーネリアスが制作・司会を務め、その後全国ネットに広がりました。
1971年から2006年まで35年間放送されたのです。
日本では先ほど述べた東京12チャンネルのほか、TBSで、その後90年代にはNHK-BSでも70年代の番組が流されました。
音楽もさることながら、ダンスに主体を置いた構成。
男女ペアで踊るライン・ダンスのコーナーなどは人気でした。
実はこの番組での曲のほとんどが、レコード音源の口パクだったというのは有名ですが、おそらく番組制作上の手間を省く意味もあったと思います。
ステージで演奏するアーティストよりも、ステージの下で踊る「ソウルトレインダンサーズ」と呼ばれる(当時はソウルトレインギャング)素人のダンサーが主役だったのでありましょう。
ゲストもかなり大物アーティスト達が出演していましたが、それでも一部を除いて口パクだったと言われます。
それはその後DJがレコードを廻し、客がそれに合わせてダンスを踊る「ディスコ」へと繋がっていきます。
日本でもいくつかディスコブームがありました。
テレビで「ソウルトレイン」を見て踊りを覚えディスコに行って披露する。
人よりもうまく踊りたいとみんなが思っていました。
その発端はソウルトレインから始まったと言っても過言ではないでしょう。
あの頃の時代や自分を思い出す。
音楽は欠かせないアイテムでありましょう。
「歌は世につれ世は歌につれ」
ソウルトレイン、復活してほしいものです。
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