大人の作法 立食パーティーで恥をかかないために

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大人の作法 立食パーティーで恥をかかないために

一口に立食パーティと言っても、様々なパーティがございます。
企業の記念パーティ、異業種交流会、パートナー探しのパーティ、政治家のパーティ・・・

パーティの趣旨次第でそれぞれマナーは違いますが基本は同じです。
その時のパーティの性格に合わせて振舞いましょう。

【パーティ会場に入る前に】

立食パーティですから、当然自席はありません。
大きな荷物は会場では邪魔になるばかりか、同席者に迷惑が掛かります。
まずは会場に入る前にクロークに預けるのがマナーです。
おっと、名刺や貴重品は身に着けておきましょうね。
端のほうにいくつか椅子が並べられていますが、ここは談笑する時やちょっと休憩する時に利用するためです。
ここに大きな荷物を置くことは、無粋と言うより無礼になりますね。
0024.立食パーティーで恥

【ドリンクのチェック】

パーティでは様々なドリンクが用意されています。が、その時々で違って来るもの。
自分の飲みたいときに「ワインいただけますか?」と言うよりも「今日は飲み物は何がありますか?」と尋ねるほうがよろしいでしょう・
好きなドリンクがあったとしても、飲みすぎは禁物。会費の元を取ってやろうなんて考えは野暮天野郎の言い分です。
調子に乗って飲みすぎてふらつくほど酔っぱらってしまうのは考えモノです。
いろいろな人たちが見ていますよ。
0024.立食パーティーで恥2

【ドリンクの飲み方】

ここは立食パーティですから、ドリンクを持って移動することも多いはず。
氷の入った冷たい飲み物にはカクテルナプキンが一緒に渡されるでしょう。
これをグラスの底に巻いて露が垂れないよう、隣客の服などを濡らさぬように使います。
くれぐれも口を拭いてはいけません。

【料理のいただき方】

良く見かけるのが、誰もが好物で絶対に食べたいと思っている料理に我先に並ぶ輩です。
特に、寿司やローストビーフなどは顕著に表れますね。
ここが一番パーティマナーが問われるところでしょう。
基本はパーティは人と出会うところ。
どんなパーティでもガツガツ食べるのはNGです。
親睦を兼ねたような夕食会ではそこそこ料理の量も揃えられていますが、交流目的のパーティは食事と言うよりも談笑を楽しむのが趣旨です。
趣旨を理解して食べるようにしましょう。
料理をてんこ盛りに取り皿に取ってくる人を見かけます。さらには他人の分までよそってきたり。
最初に腹いっぱいになる文を持ってくるのではなく、少しづつ順序立てていただきましょう。
コース料理を食べるように、最初は前菜を3品ほど、次にはおかずになるようなもの、そして御飯ものを、最後にはデザートをいただきましょう。
皿からはみ出るほど盛るのは醜いもの。
その時々で皿を替えて、冷たいものから暖かい料理を頂くといいでしょう。
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【食べながら移動はNG】

立食パーティですから、自由に料理を取って食べていいのですが、食べる場所は気を付けて。
自皿に取り分けてきたら、配置されているテーブルで食べるのがマナーです。
皿を手にもって食べながら移動するのはマナー違反なばかりか美しくありません。
また、テーブルは他の人も使う場所です。
食べ終わった皿はスタッフの方に下げてもらいましょう。
食べかけの皿が並んでいるのはみっともなく、テーブルも使いずらでしょう。

歳柄パーティに呼ばれる機会が増えてくるもの。
改めてパーティの作法を見てみると、慣れているようでいつの間にかマナー違反をしがちです。

パーティは食べ放題ではありません。

その時のパーティの趣旨に沿った作法で振舞いましょう。

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