箱根高原ホテル 仙石原 箱根日帰り温泉

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箱根高原ホテル 仙石原 箱根日帰り温泉

2種類の自家源泉の宿

東京の奥座敷、箱根には十七の湯がございます。
海外からの観光客にも評判の地でありますが、2015年の大涌谷の小噴火による規制でしばらく淋しい思いをされた方も多いことでしょう。
しかしこの度、日中に限って立ち入りができるようになりました。
大涌谷規制が始まってから約1年3ヶ月、箱根が本来の姿に戻ります。
まだ「完全復活」とまではいきませんが、待ちに待った箱根ロープウェイ全線開通・大涌谷園地開放でございます。

箱根ファンの身としましては、賑わいが戻ることもうれしい限りです。
早速日帰り温泉に行ってまいりました。

今回の日帰り温泉は、仙石原温泉「箱根高原ホテル」です。
前々から気になっており、ようやく実現しました。

0018.箱根高原ホテル1

営業時間は、11:00~16:00と長い時間利用できます。
こちらの温泉には2種類の源泉があり、ふたつの顔を楽しむことができるのが魅力ですね。
内湯ともうひとつ野天風呂があり、野天風呂は12:00からの営業です。
こちらにはレストラン等がないので、食べ物の持ち込みがオーケーです。

上手は利用方法として、来る途中で昼食用の食べ物を仕入れ、まずは内湯につかります。
そして、一旦着替えて休憩所でお食事タイム。
そのあとは野天風呂をご利用、と言うことがおススメですね。
なぜかって?
ではご説明しましょう。

 

0018.箱根高原ホテル2 0018.箱根高原ホテル3
内湯(金時湯、乙女湯)は箱根では珍しい鉄分の多い温泉で、この温泉は、炭酸(炭酸水素イオンと遊離炭酸)がたいへん多いということが特徴です。
その為、炭酸によって溶かされた鉄イオンが浴槽に沈澱し、温泉が茶色になる現象がおこります。
これが入浴するとわかるのですが、とても体に染み入るんですね。
「温泉に入ったぁ」という実感があります。
湯に浸かったり、上がって休んだりを繰り返していると、じわじわと効能が感じられます。
建物・設備自体はそんなに新しくはないのですが、この温泉に来たかった理由がお分かりになると思いますよ。

0018.箱根高原ホテル8
源泉名:元箱根26号(箱根高原ホテル自家源泉)
泉 質:ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(旧泉質名 含重炭酸土類芒硝泉) 中性 低張性 高温泉
泉 温:源泉 55.8℃
P H:源泉 7.0
効 能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、痔病、冷え性、切り傷、やけど、慢性皮膚病、動脈硬化症などに効果があります。

この効果はわたくし達の年代にとっては、ありがたい限りです。

ホテルのHPにも
「温泉の女神の見事な調合  カルシウム、ナトリウム、マグネシウムがバランスよく混ざっており、陽イオン、陰イオン各々の主要3成分が過不足なく入った温泉は、温泉の女神の見事な調合と言われております。(陽イオンと陰イオンの主要メンバーが全て20%以上に調合された温泉は余り見られません)」

と書いてあり、理屈はよくわかりませんが、体感しただけで良さがわかります。
こちらの浴場はシャンプー等常備され、体を洗うことができるので、綺麗にしておきましょう。
さて、ほどほどの入浴を楽しんだ後は一旦着替えて昼食にします。
実は、内湯と野天風呂はつながっていないので移動するにはどちらにしても着替えなければならないのです。
であれば、ここで昼食タイムにするのが得策というものでございましょう。

0018.箱根高原ホテル4

本日の昼食は、途中の「箱根彫刻の森美術館」の近くにある「寿司 かつ平」さんで、名物いなりずしを調達してきました。
甘めの味付けが美味しく、「秘伝 特製いなり」のネーミングに拍手です。

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のり巻、太巻きも追加して、飲み物は運転があるためアルコールは我慢して、最近はまっている「炭酸水」。
ちょっと湯疲れもあるので、ちょうどいい休憩ですね。
食事がとれる休憩所はあまり大きくないですが、上の階のロビーにはソファがあり、土産物を覗くついでに一休みもgoo!

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そろそろ野天風呂に行きましょう。
こちらの野天風呂(満天の湯)は内湯とは違う源泉です。

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野天風呂は景色に恵まれており、芦ノ湖と箱根の山なみ、豊かな自然が息づく湖尻高原の中心にあり、絶好のロケーションとなっています。
野天風呂は弱アルカリ単純泉の肌に優しい美肌の湯。
自家源泉の良質な温泉を箱根の大自然に囲まれた開放感抜群の野天風呂で愉しめるなんて、贅沢極まれりと言ったところでしょうか。
こちらにはシャンプー等は置いていないので、景色を眺めながらゆったり湯に浸かることに専念しましょう。
お湯の温度はやや低めなので、じっくり入ることができます。

同じホテルで全く異なるふたつの温泉。
シーズンには周囲にも見事なアジサイが咲き誇ります。
自宅の庭や近所のアジサイとは色や花の大きさの違いに感動ですね。

0018.箱根高原ホテル13

春夏秋冬楽しめる箱根十七湯。
今回は箱根高原ホテルで、2種類の源泉の湯めぐりを十分堪能いたしました。

【温泉メモ】
名 称:箱根高原ホテル
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根164
電 話:0460-84-8595
公式HP:http://www.hakonekogenhotel.jp/

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