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アーカイブ:2015年 5月
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350年の伝統がもたらす現代の技・心 会津本郷焼
350年の伝統がもたらす現代の技・心 会津本郷焼 山に囲まれた会津地方。 山国会津の地で貴重なタンパク源として重宝がられた身欠きにしん。 山椒が芽吹く春から夏にかけて、各家庭ではこの身欠きにしんと山椒の葉を重ね合わ… -
土と炎と越前の風が作り出す素朴な焼締の器 越前焼
土と炎と越前の風が作り出す素朴な焼締の器 越前焼 この器に盛り付けたい。 そう思えるやきものがございます。 この越前焼、思わず料理を食材を盛り付けたくなります。 無釉の高温で焼締めた器は、地味ながらも存在感があり… -
民芸陶器と新しい作風の融合 益子焼
民芸陶器と新しい作風の融合 益子焼 益子焼は栃木県益子町にございます。 真岡鐵道の益子駅を中心としたやきものの街です。 蒸気機関車SLの走る街としても有名ですね。 様々な作風が楽しめる益子焼。 春と秋には陶器市… -
伊賀に耳あり 千差万別 耳付の伊賀焼
伊賀に耳あり 千差万別耳付の伊賀焼 伊賀焼は三重県上野市が産地です。 日本六古窯の一つで、茶壺、水差し、花入れなど、茶陶で知られています。 濃くもあり淡くもある緑色のビードロ釉が器を流れます。 整った形に手を加え… -
西のやきものの代名詞 唐津焼
西のやきものの代名詞 唐津焼 東日本では「せともの」と言いますが、西日本では「からつもの」と呼びます。 多くの庶民に古からも愛され浸透している証拠でございましょう。 唐津焼(からつやき)は、近世初期以来、現在の佐賀… -
斬新な作風と日用の器 二つの顔を持つ 笠間焼
斬新な作風と日用の器 二つの顔を持つ 笠間焼 笠間焼と聞くとピンと来ない方もいらっしゃるかもしれません。 昔はどこの家庭にもあった梅干しを付ける壺やゴマなどを擂る擂り鉢と言えば、あー、あれかとお分かりになるでしょう。… -
北陸新幹線 加賀文化の華 九谷焼
北陸新幹線 加賀文化の華 九谷焼 九谷焼って煌びやかなイメージがありますね。 一度は買ってみたいモノ、使ってみたいモノです。 それでは九谷焼の初歩的な知識を身に着けてみましょう。 九谷焼は、石川県金沢市、寺井町、… -
古都の雅で彩って世界をもてなす 京焼・清水焼
古都の雅で彩って世界をもてなす 京焼・清水焼 風雅な趣のやきものを見ると、どれも京焼のような気がします。 さて、京焼か清水焼か、果たしてその違いは・・・ 京焼と言うのはもともとは京都で作られたやきものを総称して… -
箱根登山鉄道 各駅停車の旅
箱根登山鉄道 各駅停車の旅 温泉と温泉を結んで走る電車。 それが箱根登山鉄道です。 「箱根の山は天下の剣」 箱根の険しさを昔の人はこう詠みました。 起点となる小田原駅は海抜26m。 終点の強羅駅は海抜55… -
シラスに勝るアジフライ 腰越駅
シラスに勝るアジフライ 腰越駅 鎌倉から乗車した江ノ電が海岸風景とお別れをしたら 腰越駅に到着です。 ここ腰後は漁港や網元がある漁師町です。 しかし威勢のいい街というよりものんびりゆったりして人が優し…