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ケンとメリー~愛と風のように~ スカイラインCM
美瑛の丘陵地帯に1本の大きなポプラの木があります。
その大木は、1972年に発売された発売された日産自動車4代目スカイライン「ケンとメリーのスカイライン」(ケンメリ)のCM「地図のない旅」編の撮影で使われた後、観光名所として有名になり、演者の役名から名付けられました。
初代スカイラインは、まだプリンスという社名で1957年に発売され、セダンにスポーツカーの「運転する喜び」を持ち込んだ画期的な装備の最先端カーでした。
その後「羊の皮を着た狼」という称号が与えられた「愛のスカイライン」と呼ばれた「ハコスカ」の後継として、デビューしたのです。
このCMにはロマンチックでヒューマンなストーリーが込められており、若者から年配者まで幅広い年齢層のココロを掴みました。
キャンペーン用のTシャツやステッカーはあっという間になくなり、BUZZによるCMイメージソング「ケンとメリー〜愛と風のように〜」がオリコンチャート最高位19位になったりとブームとなりました。
社会現象ともいえるケンメリスカイラインは、実に64万台という累計販売台数を達成し、歴代最高のベストセラーとなったのでした。
ケンメリスカイラインでは、象徴ともいえる丸形のテールランプが復活し、日本の道には多くのメリーを乗せたケン達が駆る姿が輝いていました。
憧れでしたね。
最初は噂によると「ジョンとメリー」だったらしいのですが、ちょっとバタ臭い感が強すぎ、「ケンとメリー」になったそうな。
もし「ジョン」だったらどうなっていたでしょう。
やはり「ケン」がしっくりきます。
今でもこの曲が流れると、どこかわくわくしてきますね。
ケンとメリーの木は、一般個人の敷地内にあり、名称の由来など説明書きが書かれた看板があるそうです。
思い立ったが吉日。愛するメリーを連れてこの木を見にドライブに行っては如何ですか、ケンさん!
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