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ワンランク上のサービスを引き出す 我慢は無粋
高級旅館や一流ホテル、一流のレストランを利用したい。
そう思った時に、できるだけスマートにサービスを受けたいモノ。
上手な我儘は大歓迎してくれます。
【スタッフの役割 荷物を運ぶ】
一流ホテルのエントランスをドアマンに案内されてはいると、ベルマンが待っております。
まず、ここで遠慮は無用。当然のようにベルマンに荷物を預けましょう。
これが所作です。遠慮したり、断ったりするほうがかえって無粋に見られます。
荷物を運ぶことは彼らに仕事なのです。
ここでひとつ、器を聞かせておきたいことがあります。
もしベルガールの場合だったらどうしましょう。彼女も荷物を運ぶのが仕事です。
とは言え、重たい大きな荷物の場合は気になります。
そんな時の気の利いた一言。
「荷物が重いのでベルボーイを呼んできなさい」
あくまでも女性への気遣いですね。
ビジネスの利用でアタッシュケースひとつの時などは、「貴重品が入っているので」と言って自分で持つのはありでしょう。
【客室への案内】
さて、ベルマンに荷物を預けて客室に案内してもらいましょう。
その時にベルマンからはあえて声を掛けることはしません。プライバシーのことがあるからです。
こんな時は、こちらからあいさつ程度の声を掛けてみましょう。
廊下やエレベーターの中で、天気の話ひとつで心が通い合うモノです。
きっとコミュニケーションの取り方の上手な客だと親近感を持ってもらえるはず。
コンシェルジュだけでなくベルマンからもいろいろな情報を聞き出せます。
【我儘の出し方】
通された客室がイメージと違って気に入らないときはどうしましょう。
ここで我慢は無粋です。上手な我儘を伝えるのです。
ポイントはできるだけ具体的に。
眺望が良くないとか、たばこのにおいが気になるとか。
ホテルは決してクレームとは思っていません。客の要望を知ることはプラスだと考えているのです。
何しろホテルが一番気にするのは、客が不満に思って二度と来なくなることなのですね。
お互いのためでもあります。
大方の要望には「最大限の調整」をしてくれるはずです。
ここで注意点。
「何となく気に入らない」はNGです。
問題点がわからないのでホテル側も対処に困ってしまいます。
あくまでも具体的に伝えましょう。
旅館に関しては部屋の変更は勘弁願うところが多いようです。
さりげない会話がホテルから一目置かれる所作に。
その時の滞在だけでなく、次回からも笑顔で出迎えてくれるでしょう。
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