ワインと料理 マリアージュ
- 2016/7/6
- ワインの教科書
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ワインと料理 主役は料理
ワインにこだわりを持つのであれば、ワインに合わせる料理にもこだわりを持ちたくなりますよね。
ところで、マリアージュという言葉をご存じですよね?
フランス語で「結婚」を意味し、料理とワインの相性のことを言います。
人間にも相性があるように、ワインと料理にも相性があるんですね。素敵な表現です。
ワインの選び方として、良く言われるのが、肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワインというものがあります。
これは半分正解ですが、ワインと料理の相性は、もっと複合的なのです。
難しくはありません。
ポイントは3つ。ちょっと説明しましょう。
『ワインと料理の相性』
【素材】
肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワインという合わせ方です。
血の滴るローストビーフと濃厚な赤ワインの組み合わせは、いかにも相性が良く、美味しそうですね。
これには理由があり、脂肪分の多い肉料理には赤ワインに多く含まれているタンニンが、脂っぽさをやわらげてくれる作用があるのです。
また、魚の淡白さとさわやかな白ワインがとても調和します。
【調理法・料理の色】
調理法によっては、素材が同じ魚でもこってりしていることもあれば、肉料理でもあっさりした料理があります。
あっさり味なら肉料理でも白ワインを、こってり味なら魚料理でも赤ワインを合せるとよいでしょう。
また、黒っぽい料理には赤ワイン、白っぽい料理には白ワインとも言われています。
例を挙げれば、同じ肉料理でもビーフシチューには赤、クリームシチューには白と言う具合です。
「似たもの同士」を合わせるとお互いが引き立ちます。
【生産地】
ワインと料理の生産地を合わせるというのも大原則ですね。
たとえばブルゴーニュ産のエスカルゴ料理ならブルゴーニュのワインを合せ、スペインのガスパッチョならシェリーを合わせます。
まぁ、ドイツビールとジャーマンポテトとか、日本酒と地魚と言った組み合わせと同じと思ってください。
出身地が同じという事で味の共通点が多く、安定感があります。
『最後の手段』
この料理にワインは何を合わせたらよいか困ったときは、ずばり、スパークリングワインです。
スパークリング・ワインは炭酸が効いてるので、どんな料理でも相性が抜群です。
覚えておくといいでしょう。
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