ワインの種類
- 2016/7/6
- ワインの教科書
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ワインの種類
ワインにはどんな種類があるでしょう?
赤、白、ロゼ。
まず思い浮かぶのはこんなところではないでしょうか。
では、ちょっと整理してみましょう。
『ワイン学上の種類』
ワインは製法上や原材料の分類で分けると4種類に分類できます。
ちょっと知らない方も多いと思いますので。、ここで知っておきましょう。
■スティル・ワイン
一般的にワインと呼ばれるワインです。
直接的な意味は「泡立っていない静かなワイン」と言うことで、最も基本的なワインを指します。
ブドウに品種、製造方法で赤ワイン、白ワイン、ロゼワインがあり、それぞれに甘口、辛口があります。
■スパークリング・ワイン
炭酸ガスが含まれている、注ぐと泡立つワインです。
二次発酵で発生した炭酸ガスや人工的な炭酸ガスを封じ込めたワインで、代表的なモノにシャンパンがあります。
丹さんが含まれたワインは全てシャンパンと思いがちですが、シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で作られたワインのみをそう呼びます。
■フォーティファイド・ワイン
ブランデーなどの強い酒を加え、アルコール度数を高くしたワインです。
保存性が高く、スペインのシェリー、ポルトガルのポートワインやマデイラなどが有名です。
■フレーヴァ―ド・ワイン
薬草や香辛料を加えて香り付けをしたワインです。
ヴェルモットやサングリアが有名で、食前酒や食後酒として飲まれます。
『日常的な分類』
とはいえ、普段わたくし達が飲むときは、赤、白、ロゼ、スパークリングの4種類ですね。
では、この4種類を説明しましょう。
■赤ワイン
赤ワインは、濃い色の「黒ブドウ品種」から作られたワインで、最も多く店頭に並んでいます。
果汁と一緒に果皮や種を入れたまま発酵させます。
香りや味わいは白ワインよりも重厚で、肉料理に合うとされ、室温で発酵させるため、レストランで出されるときも、室温が一般的です。
ほとんどの場合は辛口で、深いコクのあるタイプから軽いタイプまで、味わいは様々です。
重厚さを表す単位として、フルボディ、ミディアムボディ、ライトボディがあります。
抗酸化物質であるポリフェノールも、白ワインより赤ワインのほうが圧倒的に多く含まれるのも特徴の1つで、美容や健康を意識する人は、赤ワインを選ぶ人が多いようです。
おススメの赤ワインはこちら
■白ワイン
白ワインは、赤ワインとは対照的に、淡い色の「白ブドウ品種」から作られます。
種や皮を抜いた状態で醸造されます。
若い白ワインほど透明に近く、熟成されるほど色が濃くなり、味はよくフルーツに例えられ甘口から辛口まであります。
冷やして爽やかな酸味や果実味を楽しむのに適していて、10度前後が一般的で魚料理に合うと言われています。
幅広い風味を楽しむことができるので、初めてワインを飲む人であれば、白ワインがおすすめでしょう。
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■ロゼワイン
一言で言えば、赤と白の中間のワインですが、白ワインと赤ワインを混ぜて作るわけではありません。
赤ワインと白ワインの製法をミックスしていると言うことなのです。
製法は、葡萄の果汁、皮、種を一緒に発酵させ濃い色のブドウが発酵の途中、バラ色に色づいたところで皮を取り除いて作られるので、ピンク色のワインになります。
赤と白の中間の存在であるゆえに、製法も数多くあり、辛口からやや甘口まで多くの風味が味わえます。
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■スパークリングワイン
炭酸ガスが含まれているワインのことで、爽やかな喉越しが特徴です。
炭酸の食欲を駆り立てる効果により、一般的に食前酒に向いていると言われます。
また、お祝い事の乾杯で用いられることもあり、結婚式の披露宴などでは良く使われています。
普段はビールで乾杯する方も、特別の日にはスパークリングワインで乾杯するのもお洒落ですね。
十分に冷やして飲むと美味しいですよ。
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