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大人の作法 日本と欧米の違い
【ダンディな大人の姿勢】
ダンディな大人の作法に必要なのもの。すなわち姿勢は何でありましょうか?
作法の前に、人と対面して必要なものと理解しても良いでしょう。
日本人古来に身に備わってるもの。
それは「名誉を重んじる」と言うことではないでしょうか。
この対極にあるのが「恥」であるならば、少し合点がいくのではありませんか。
経験に裏付けられた言葉と立ち居振る舞いは、実に堂々として美しいものでございます。
自信と気迫
おどおどして上目使いな卑屈な態度は見ていてもみっともない。
自信のなさの表れでございますね。
自身の中に「経験に裏付けられたモノ」があるのなら、決して照れてはいけません。
自身を持って格好良くキメるのでございます。
【日本男児の心意気】
日本人にはそれができる要素が備わっているはずなのです。
元来の日本の公家社会であり、その後の武家社会において、です。
そして徳川時代への流れの中で、ゆっくりと日本人の文化が醸成していきました。
その側線に、茶の湯があり、生け花、数寄屋建築があったのです。
その後その確たる日本の規律がどこで途絶えたかと言うと、明治維新であり、太平洋戦争での敗戦であろうと言われております。
つまり中途半端に欧米の作法が入ってきて、次世代への継承が途絶えてしまったのでしょうね。
極めて大きなカルチャーショックだったことは間違いないと思われます。
欧米の作法と日本の作法。
こそギャップは実に大きく、欧米の合理主義と日本の穏便体質という完全なる作法の対極にございます。
欧米の作法の素晴らしさも、日本人に向くものと受け入れがたいものがあるのです。
まずこのことを正しく認識しましょう。
たとえば、食事に於いては欧米人はゆっくりと楽しむように食べますが、日本人はさっと食べることがございます。
これはどちらが正しいということではなく、和食と洋食のそれぞれに、異なる理由があるからなのです。
表面的なしきたりや伝統、形式、ではありません。
理由があるからなのでございます。
だからこそ、本質を知ることが大切なのですね。
何度も言いますが、やはり今すぐに思い立ったが吉日、今から知りましょう、身に着けましょう。
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