日本でただ一つの金平糖専門店　緑寿庵清水　金平糖　京都手みやげ

金平糖って懐かしいお菓子ですよね。
でも本物ってこうやって作るんだ、と改めて感心するほど貴重なモノなんですね。

金平糖は古く室町の後期にポルトガルから伝えられた「高級菓子」でございます。
そのころは製法も秘密にされていたほどで、江戸時代に入りその製法が解明されて全国へと広まりました。
しかしながら、現在独自の製法で伝統を守り続けているのはこの緑寿庵清水1軒のみ。
1847年創業の金平糖専門店でございます。

大きな釜が回転する仕事場では甘い香りと、ザーッという金平糖が釜の中を転がり落ちる音が立ち込めています。
この音が金平糖造りの決め手。
音を頼りにその日の温度、湿度など様々な状態を判断しつつ、熟練の職人さんが繰り返し繰り返し丁寧に手作業で蜜を転がします。
レシピがないのです。
この工程を16～20日ほどかけてやっと完成します。

その昔、異国の菓子として目の前にした織田信長が、その形と美しさに目を見張り、味に驚いたという。

今は砂糖に天然素材を加えると結晶ができないという業界の常識を覆し、風味を出すことに成功しました。
そのために季節ごとの限定品や、様々なバリエーションの金平糖を味わうことができるようになりました。

その季節に合った金平糖や、慶祝用、素敵な器に入った商品など、手みやげとして送る側のセンスが問われてしまいそうです。
きっと気の利いた贈り物として喜ばれることでしょう。

市バス： 京都駅から17番「百万遍」下車2分　 祇園から206番「百万遍」下車5分
京阪電車： 出町柳駅（2番出口）下車10分

京都市左京区吉田泉殿町38番地の2
Tel：075-771-0755
営業時間：10:00～17:00
定休日：水曜・第４火曜 （祝日は営業いたします）

参照：http://www.konpeito.co.jp/

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