自家栽培の一貫生産にこだわる漬物の名店 志ば久 青志ば 京都手みやげ

スポンサーリンク

自家栽培の一貫生産にこだわる漬物の名店 志ば久 青志ば 京都手みやげ

山間の里、大原は寒暖の差が激しく、朝には一体に「小野霞(おのがすみ)」と呼ばれる霞が棚引きます。
この霞によって大地に保湿をもたらすおかげで香りの高い紫蘇を育てることができます。
そしてこの紫蘇を原料に「しば漬け」が生まれたのでございます。
大原の里は平家物語で知られる建礼門院が余生を過ごした地。村人たちが差し上げた地元の野菜を紫蘇で漬け、しば漬けとなったのが始まりとされ、この地の特産をなったのです。

大原三千院の参道にある「志ば久」は古くから続く漬物店です。
自家栽培にこだわり、香りの強い青紫蘇を使用して漬ける「青志ば」はこの店の逸品。
遠方より訪れた方に「里の名物」としてもてなそうという心が伝わります。
青志ば2

初夏に青々と茂った青紫蘇を刈り入れ、茄子やミョウガを加えて手作業で漬け込みます。
本来は保存食ですので、大原では傷みやすい胡瓜は入れません。
塩漬けの後にたるで漬け込むと発酵時に生まれる酸味が何とも言えません。
これを刻んで醤油を垂らすのがおススメの食べ方です。
酸味がまろやかになり、香りがより一層良くなって楽しめます。
「青志ば」は 赤しそで漬けた従来のしば漬に比べ、酸味が少し強く、紫蘇の香りが強い、色目がうすいのが特徴です。

昔、修学旅行でおいでになったことがある方でしたら、なんて美味しい漬物かと思われたことでしょう。

豊かな香りと自然の滋味溢れる志ば漬け。旧友達と一緒に摘まんだら、修学旅行の思い出に浸ることができるかも知れません。

京都バス大原 三千院参道を徒歩7分

京都市左京区大原勝林院町58
Tel:075-744-4893
営業時間:8:30~17:30
定休日:年中無休

参照:http://www.shibakyu.jp/

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

【特集】江ノ電 各駅停車の旅

【特集】永遠の70年代アイドル

アーカイブ

スポンサーリンク

スポンサーリンク

ページ上部へ戻る