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祇園祭の名物菓子 三條若狭屋 祇園ちご餅 京都手みやげ
京都の地元の方々にこよなく愛されている京都三条会商店街。
その三条会商店街と堀川通が交差する西南の角にある和菓子屋さん「三條若狭屋」は明治26年創業の老舗です。
こちらのお店が考案して名物となったのが「祇園ちご餅」です。
「祇園ちご餅」は祇園祭のお稚児さんに因んだ伝統のお菓子でございます。
毎年選ばれるお稚児さんが御位貰い儀(おんくらいもらいのぎ)のために八坂神社お参りをして、その帰りに楼門前の茶店で一服するのが習わしでございました。
大正初期の頃、その時に飲み物と共に出された味噌だれをかけたお餅をもとに、こちらの2代目店主が考案して名物となりました。
白味噌を甘く炊いたものを求肥で包み氷餅をまぶし竹串にさし、三本を1包みした銘菓です。
日持ちは約7日間で、 一包(3本入り)388円(税込)です。
薄い包みを開けると、求肥にまぶした氷餅の粉がこぼれそうになります。口に運ぶともっちりと柔らかい食感がたまりません。
そして中からはとろりとした甘くコクのある白味噌餡。
1年を通して買い求めることができますが、ここはやはり初の風物詩、祇園祭の時期にいただきたいモノ。
柔らかい求肥と白味噌がベストマッチした素朴な中にも奥深さを感じる伝統菓子を、親しい友人への手みやげにすれば、祇園祭の話にも花が咲くというモノです。
京都市営地下鉄 二条城前駅 徒歩約5分
京都市中京区三条通堀川西入ル橋西町675番地
Tel:075-841-1381
営業時間:9:00-17:30
定休日:年始
参照:http://www.wakasaya.jp/
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