江戸から続く菓子と蕎麦の老舗 総本家河道屋 蕎麦ほうる 京都手みやげ

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江戸から続く菓子と蕎麦の老舗 総本家河道屋 蕎麦ほうる 京都手みやげ

「ほうる」とはオランダ語でPole、ポルトガル語でBoloのことだそうです。
ケーキを意味する言葉で、南蛮菓子の手法で蕎麦を材料に焼き菓子を作りましたというモノなのでしょう。

これがまたおいしい。
古風な梅の花を模った茶色い蕎麦ほうるは、歯ごたえがカリッとして口の中に広がる香ばしさは、油を使っていないからなのでしょうか、なるほど飽きが来なくていくらでもすすんでしまいます。
明治の初めに蕎麦造りの材料に卵と砂糖を加えて作られて以来、四季を問わずロングセラーになっています。
総本家河道屋 蕎麦ほうる1

小麦粉、砂糖、卵に風味をつけるための蕎麦粉を入れて焼き上げます。
一見簡単そうですが、この蕎麦粉の配分が難しいとか。
入れすぎると生地の粘度に影響し、少なすぎると香りが出ません。
この微妙なさじ加減で、香りと、食感と、口解け感が決まるのです。
噛むほどに蕎麦粉の香ばしさが駆け巡る深い味わい。なるほど飽きが来なくていくらでも食べられるのがわかる気がしますね。

さて、ひとつの疑問が。
なぜ梅の花型なのか・・・
くりぬかれた中央の丸いところは「つぼみ」の名で別の品物として売っております。

万人の嗜好に適った京の銘菓。 口にほうばりながら梅の花型の謎を考えてみてはいかがでしょう。
総本家河道屋 蕎麦ほうる3

京都市役所前駅 徒歩4分

京都市中京区姉小路通御幸町西入ル
Tel:075-221-4907
営業時間:8:00-18:00
定休日:正月以外無休

参照:http://www.kawamichiya.co.jp/

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