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恥をかかないフレンチ カラトリーからフルコースまで
さて、ワインのテイスティングができたらいよいよ料理をいただきましょう。
コースの流れを知っておくと、イメージしやすいですよね。
【カトラリーの使い方】
テーブルマナーの基本ですね。
テーブルの上にナイフとフォークがたくさん並んでいて何をどうすればよいかわからない。
苦手意識がまた頭をもたげてきます。
しかし覚えようとすれば本当に簡単
カトラリーは左右お外側から順番に使っていく
これで十分ですよ。
【フルコースの基本】
フルコースはフレンチレストランの顔ともいうべき者です。
『アミューズ』
アミューズ(一口大のオードブル、突き出しと思ってください)と共にシャンパンなどの食前酒を楽しみましょう。
『オードブル』
次にオードブルと一緒にワインをスタートします。あくまでもゆっくりと進めるようにしましょう。
オードブルはフレンチの前菜です。複数の料理が盛られている場合には、温かいものから冷たいものへ食べていくのが基本です。
『スープ』
フレンチでは、スープはメインの前に出てきます。
種類はいろいろありますが、スープを飲むというより、食べるという感覚で召し上がって下さい。
『メイン 魚料理』
メインは魚料理から肉料理の順で提供されます。
カラトリーの魚料理用のソーススプーンは、ナイフとしても使います。
そうそう、あくまでもゆっくりといただきましょうね。
『サラダ』
ここでサラダが登場です。メインディッシュの合間に、口直しの役割と思ってください。店によってはサラダが出ない場合もあります。
『メイン 肉料理』
さて、口直しが終わった後で肉料理を堪能しましょう。
この料理に合うワインもソムリエに相談することを忘れずに。
『チーズ』
メインの後にはチーズが提供されます。
3つ、4つ選んでワインの友として味わい下さい。
『デザート』
料理を楽しんだ後にデザートをいただきます。
ここでデザートワインに挑戦しましょう。甘口目がいいですね。
『菓子・コーヒー』
デザートを頂いたらコース料理の終わりです。コーヒーが出てきたらアルコールはストップ。
如何でしょう。
フレンチにはストーリーがあることがわかりましたか?
ここで一言。
テーブルマナーよりも大切なのは美味しいものを美味しいうちに食べること。
おしゃべりに夢中になってせっかくの料理が覚めてしまったら台無しですね。
これが本当の作法です。
もう一度繰り返しますが、フレンチを楽しむコツは「場慣れ感」が大切です。
まずは、カジュアルフレンチから始めてみませんか?
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