アジフライ この1枚のために湘南腰越漁港へ
- 2016/7/21
- 港町食堂
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アジフライ この1枚のために湘南腰越漁港へ
港町食堂=神奈川県鎌倉市腰越漁港
食べログにまで出ているこの食堂。
江の島のすぐ近くですが、実は鎌倉市の腰越漁業協同組合直売所なんですね。
1,2,8月以外の毎月第1,3木曜日には漁港で朝市も開催されます。
「腰越」は歴史通の方ならご存知かもしれません。
あの源義経が、1185年(元暦2年)壇ノ浦で平家を滅ぼし、捕らえた平宗盛父子を護送し鎌倉へ凱旋しようとしましたが、誤解からか兄頼朝の怒りを買い、鎌倉入りを止められて足止めを食った場所です。
近くにある満福寺でその心情を綴った手紙「腰越状」は有名ですね。
ま、歴史はさておき、今日は相模湾の朝どれの揚げたてアジフライがお目当てです。
国道134号線から腰越漁港の駐車場に入る入口に建つ建物に、「漁協 朝どれフライ 販売所」の看板とのぼりが。
ココで気を付けたいことは、入口にも張り紙がありますが、この食堂、開店は13時から。
なぜかと言うと、目の前の相模湾に設置した定置網から、その日の朝に水揚げした魚を午前中に下ごしらえして準備するので、お客様に提供できるのが早くても13時と言うわけです。
そして、オーダーを聞いてから魚を揚げます。
つまり、正真正銘の獲れたて、揚げたてのフライでございます。
店内は、名がテーブルに18客程度の椅子席。食堂と言うよりもイートインコーナーでしょうか。
ホワイトボードに書いてある、本日のメニューをカウンターでオーダーします。
内容は日によって異なり、この日の「今日の朝どれフライ」のメニューは、
サバ 1枚 \200
ワカシ 1枚 \300
カマス 1枚 \350
アジ 1枚 \350
いわしの天ぷら(10本入) \250
です。
メニューの下に「※当日の価格は魚の入荷状況によって変動します。」とありました。
この「地魚っぽい臨場感」がいいですね。
カウンターの上を見上げると芸能人と思しき方々のサイン色紙が掲げてあります。
サインと言うのは達筆であるがゆえに、誰が来たのかよくわかりません。
でも写真入りのこの人はわかりました。
ぐっさんこと山口智光と、つるの剛士のお二人です。
つるちゃんは、藤沢市の観光大使を務めており、地元人ですね。
住まいも近くでよく来ているようです。
さて、はやる気持ち抑えつつ、悩んだ末に頼んだのは「アジ」。
やはり腰越の王道でしょう。
店のおかあさんが持ってきてくれた麦茶をいただいているうちに、10分もすると「はい、おまちどうさま」と目の前に。
ドーンと、このボリューム感!
下手なグルメレポートはいりませんね。
テーブルに置いてあるソースを少々かけていただきます。
んまし!
心の中でガッツポースです。
1枚のアジフライでこんなに幸せになるなんて。
今日は勝手に大安吉日といたしましょう。
大満足の余韻を残しつつ、「腰越駅」からかの江ノ電で帰還いたします。
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