パナマハット 夏の必須アイテムの楽しみ方

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パナマハット 夏の必須アイテムの楽しみ方

近年再び流行し出したパナマハット。
このところの気候変動のせいでしょうか、酷暑の夏にはおしゃれというよりも必然のアイテムというべきかもしれません。
さて、わたくし達の年代には、パナマハットは小さいころ父親がかっこよく被っていた記憶があります。
パナマハットは日本での歴史も意外と古いのですね。明治や大正の時代には、男性が外出するときには帽子を被って出かける習慣がありました。
20世紀前半、すでに日本でもパナマハットが愛用、普及しておりました。
だから南米生まれのパナマハットは、エクアドル人に似合うだけではなく、日本人にも似合うなのですね。

では、パナマハットをうまく被りこなしている化かと言えば、ちと少ないように思えます。
ハリウッドスターが映画で見せたあの被り方。
わたくし達にはジュリー(沢田研二)がパナマハットをかぶって『カサブランカダンディ』を歌っていた姿は目に焼き付いているはず。
あんな風になれたらと・・・
ファッションは人それぞれとは言え、まずは基本の被り方を見てみましょう。

【パナマハットの被り方の基本その1】

ブリム(帽子のツバ)または前面のバンドあたりを軽く持ち、帽子の前部分を眉毛の上から滑らすように被ると位置が決まりやすいです。
後は少しずつ上方向にずらしながら、自分の気に入った位置で止めればしっくりくるでしょう。
上から頭に乗せて被るのではなく、頭の前面から滑らせるのがコツです。
ポイントはあまり深く被らず、かつ浅くもない位置に落ち着かせることですが、理屈ではなく慣れることでわかると思います。
被り慣れてくると、帽子のほうで自然と頭になじんでくれます。

0001.パナマハットの楽しみ方2

【パナマハットの被り方の基本その2】

次にパナマハットの被る深さですが、顔を正面に向けた時に、ブリム(帽子のツバ)が少し下を向くくらいがいいでしょう。
見た目にも粋ですし、頭になじむポジションです。
次にブリムの向きです。
新品のパナマハットはブリムが少し上向きになっているか、フラットになっています。
ちょっとこのままでは被りこなしておらず、粋ではありませんね。買ってきた帽子を頭に乗せただけ、と言う感じです。
これを自分に合ったシェープに仕上げていくことが、被りこなすことになるのです。
例えば、前に部分を下に向け、後ろの部分を少し上に反らせるとしっくりきます。
あるいは後ろ部分を下げると、上級者のこなしになりますね。

ここで気を付けることは、無理やりシェープを作ろうとしないことです。
パナマハットは草を編んで作られたデリケートな帽子です。
負担がかかるばかりではなく、傷んだり破れたりする原因になります。
ここは少しずつ少しずつ馴染ませるように可愛がってあげましょう。
時間をかけて調整することが、パナマハットを愛用する大切なことです。

【ファッション】

パナマハットは南米から来た帽子ですが、実に様々なファッションと組み合わせることができます。
真夏の暑い盛りに、Tシャツに短パンスタイルというカジュアルなシーンはもちろん、スーツに合わせると、クラシックなダンディな雰囲気が出ます。
また、もともと文明開化の時代から取り入れられてきただけに、着物や浴衣に合わせてもよいでしょう。
休暇を楽しむ夏のリゾートにも欠かせないですね。

いずれにしろ、わたくし達世代にとってのパナマハットは、上品で粋に被りたいものです。
パナマハットは盛夏はもちろん、春から秋まで楽しめます。
さぁ、今年の夏はパナマハットでちょっと気取ってみませんか。

高級パナマハット『Homero Ortega(オメロ オルテガ)』 

 

世界最高品位のパナマハット『Borsalino(ボルサリーノ)』

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