社家の伝統 上賀茂の風土を伝える漬物 なり田 すぐき 京都手みやげ

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社家の伝統 上賀茂の風土を伝える漬物 なり田 すぐき 京都手みやげ

京都で最も古い神社である上賀茂神社から流れ出る明神川沿いには、土塀に囲まれた社家の街並みが続きます。
なかでも堂々とした1軒の門構え。
ココが1804年(文化元年)から漬物を商う「なり田」でございます。
300年以上も前から「すぐき」を造り始め、ひたすら味をもとめてまいりました。
葵祭が行われる初夏にはなくてはならない味覚として、上賀茂神社を訪れる皇室の関係者や多くの文人墨客に好まれてきました。
なり田 すぐき1

「すぐき漬け」といえば、千枚漬、しば漬と並び、京都三大漬物」と呼ばれ、京都の代表的なお漬物です。
おいしい京の味覚として京都のみならず、各地の方々に愛されてきました。

特殊な気候の風土が、今に愛される京野菜を育んできた京都。
すぐきの材料となるすぐき菜は室町時代の頃より社家の庭で栽培されてきた希少な作物です。
冬の初めに収穫したものを、丁寧な手仕事によって洗って皮をむき、塩を振って一昼夜寝かせます。
そして樽の中に渦巻状に並べ、重石をのせて漬け込み、水分が出なくなったら室に移して温度を高くして発酵させるのです。
その間一週間。じっくりと漬け込んだすぐきは美味しい漬物へと変身いたします。
口に入れると、甘みの中にある酸味が特徴で、歯ごたえがたまりません。
乳酸菌を含有しているため、健康食品としても注目されています。

食事時においしくいただくのはもちろんですが、これがまた以外とワインに合うことは知られていません。
なるほど、ワインに欠かせないチーズと同じ発酵食品と思えば納得の一品です。

「なり田」の暖簾や包装紙などに使われている「鈴」のマーク。
0005.なり田 すぐき4
人間国宝でもあった木版画家の故・徳力富吉郎氏によるイラストです。そしてこの横にある「富」の一文字は、氏の頭文字に他なりません。
さてこれが意味することは何でしょう?
それは、お客様が「すずなり」となってお店に来ていただけるようにと、「なり田」の「なり」と鈴の「鳴り」をかけているのでございます。
なり田 すぐき2

昔から高貴な方々が愛し、食した上質の味わいのお漬物。
独特の酸味を楽しみながら、初夏の京都を思うのも素敵ですね。

京都市営地下鉄「北山」駅から市バス「4系統上賀茂神社行」に乗車し、「上賀茂神社前」にて下車後、東に向かって徒歩約2分。

京都府京都市北区上賀茂山本町35
Tel:075-721-1567
営業時間:10:00~18:00
定休日:1月1日(不定休あり)

参照:http://www.suguki-narita.com/

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