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フィラデルフィア・ソウルの王道
ジ・オー・ジェイズ
The O’Jays
オージェイズは、フィリー・ソウルを代表するコーラス・グループです。
アメリカのオハイオ州で1958年に結成されたソウル・トリオ。
1971年フィリーソウルの重鎮、ギャンブル&ハフとの出会いによってチャンスをつかんだ幸運を掴みました。
オリジナル・メンバーのエディ・レヴァートとウォルター・ウィリアムズは幼馴染で、1958年、他の3人の友人と5人組みのドゥーワップ・コーラス・グループ、トライアンフスを結成します。
その後、「マスコッツ」とグループ名を変え、1959年キング・レコードでレコーディングを行いました。
結局、その録音はレコードになりませんでしたが、彼らの才能を認めてくれたクリーブランドのDJ、エディ・オージェイがスポンサーになってくれます。
彼らはこのDJエディ・オージェイの恩に対してグループ名をつけており再びグループ名を改名、「ジ・オー・ジェイズ」が誕生したのでした。
義理堅い連中です。
1971年オージェイズはギャンブル&ハフの全面的なバック・アップを得て、新レーベル、PIRから次々とヒットを飛ばしてゆくことになります。
日本および世界では、72年ごろに初めて知られるようになりますが、それ以前にニュージャージーで録音したり、苦節10年以上の年月がありました。
ソウル・チャートでは80年代後半になってもヒットを出すなど、苦労した分、息の長いグループでありました。
「裏切り者のテーマ」
原題 Back Stabbers
オー・ジェイズは50年代から活躍していた黒人コーラスグループ。
いくつかのレーベルを渡り歩いていたがフィラデルフィア・インターナショナル・レコードに移籍後第1弾のシングルがこれ。
72年夏にリリースされ、ビルボードのソウルチャートでは第1位までになりました。
「アイ・ラブ・ミュージック」
原題 I Love Music
ソウルトレインでよくかかっていました。
軽快なテンポと、何かに向かって進んでいくような高揚感と言いましょうか。
夜明けの空が白々としていくようなイメージがあります。
今聴いても、やっぱりいいなぁと思います。
「ラブ・トレイン」
原題 Love Train
これもソウルトレインでは定番。
「裏切り者のテーマ」と並んだ名曲中の名曲です。
この曲の大ヒットで彼らの可能性が切り開かれました。
やはりダンサブルでテンポのあるヤツはいいですね。
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