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京は銀鍔 江戸は金鍔 榮太郎總本舗日本橋店 名代金鍔 東京手みやげ
榮太郎總本舗と言えば梅ぼ志飴や黒飴が思い浮かびます。
どこでも手に入りますから昔から馴染んでいましたね。
榮太郎總本舗の楚となったのは丁寧に作られた手焼きの名代金鍔だったのです。
安政年間に創業し、当初は「井筒屋」を名乗っておりました。
細田安兵衛(幼名栄太郎)は病気の父を助けて金鍔の屋台売りをしていたのでした。
親孝行の栄太郎の姿は江戸っ子達の心に響き、大変繁盛いたしました。
そこで今の本店の地に「井筒屋」改め自分の名に因み「榮太樓」という店名に変えたのでした。
京菓子は公家の町らしい優雅さを持ち合わせていますが、江戸の菓子は武家の町に相応しいモノがございました。
その一つが金鍔です。刀の鍔をかたどった丸い形をしております。
当時、京都ではうるち米の生地で餡を包む「銀鍔」が流行っておりました。
榮太樓は生地を小麦粉に変えてごま油できつね色に焼いて作っておりました。
この色が黄金色に見えるため、京の銀鍔に対して江戸の金鍔と呼ばれたのです。
ほんの1センチほどの大きさの生地をのばし、餡を包む技術はまさに職人技。現代まで受け継がれております。
これは初代が屋台で焼いていた金鍔の味から何も変わっておりません。
材料選定から餡作り、製造工程まで職人さんが付き添い、品質を保っています。
この伝統を守りつつ、創意工夫を凝らしてバリエーションも増やしております。
定番である名代金鍔、黒糖くるみ金鍔の他にも、ずんだ金鍔、桜金鍔、甘夏金鍔ほか、季節の味を生かした金鍔は一年を通して楽しめます。
専用化粧箱に入れて手みやげにもってこいの逸品です。
地下鉄日本橋駅 徒歩1分
東京都中央区日本橋1-2-5
Tel:03-3271-7785
引用:http://www.eitaro.com/
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