名物桜餅の元祖 鶴屋寿 嵐山さ久ら餅

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名物桜餅の元祖 鶴屋寿 嵐山さ久ら餅

嵐山は桜の名所。
この地にあった老舗高級料亭を訪れたお客様の手みやげの品にふさわしい商品として、いち早く桜餅を作り始めた元祖が「鶴屋寿」でございます。
鶴屋寿嵐山さ久ら餅3

「さ久ら餅」といネーミングは、当時の店主と親交のあった日本画家の山本紅雲が、桜の絵と共に「嵐山 さ久ら餅」と書いたのが商標になったそうです。
関東と関西の桜餅には違いがありますね。
関東で桜餅と言えば小麦粉の焼皮ですが、関西のそれは道明寺が通り相場です。
もち米を水に浸して蒸したのち、ひと月ほど乾燥させたものと石臼でひいて仕上げます。
このひき方によって味わう食感が全く違い、こちらのお店も「企業秘密」だそうです。

上品なこし餡の甘さを、餅特有の弾力と優しい食感を併せ持った道明寺で包み込み、塩漬けされた二枚の伊豆地方の特産品でもある大島桜の葉で包んでおります。
この塩漬けにも6か月かけるそう。

こうして手間暇かけて作られたさ久ら餅をいただくのに、もうひとつ情報が。
さ久ら餅を食べるのは1日くらい寝かしてからのほうがおいしくなるそうです。
そうすると道明寺粉の芯まで水分が染み込み、柔らかくなり、桜の葉の風味も餅に移って、絶妙の味になるのですね。
また逆に、出来立てはまだ道明寺粉がブツブツしていて、そのままはお客さんに出せるような状態ではないそうです。

材料はすべて吟味に吟味を重ねた国産を使用し、本物の和菓子として仕上がります。
持ち帰りは1箱6個入り1,102円(税込)から。
鶴屋寿嵐山さ久ら餅2
これからもずっといただきたい上品なお菓子。是非とも手みやげに如何でしょうか。

JR「嵯峨嵐山」駅 徒歩5分
京福電鉄「嵐電嵯峨」駅 徒歩5分

京都府京都市右京区嵯峨天龍寺車道町30
Tel:075-862-0860
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休

参照:http://www.sakuramochi.jp/

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