スポンサーリンク
生シラスも絶賛!
絶景の食堂で
湘南名物サザエのつぼ焼き
子供のころ親に連れて来られた江ノ島海岸の海水浴。
はいていた海水パンツは紺地に2色の横縞という、ほとんどの子供たちが同じデザインでした。
親父の姿は力道山かジャイアント馬場のリング姿に似た水着をはいていた記憶も蘇ります。
さて世の中猫も杓子も湘南と言えばシラス、しらす、生シラス、シラス丼・・・
いつから湘南名物になったのでありましょうか?
休日となればどこからともなく大勢の観光客が押し寄せ、江の島大橋を渡ると「やっぱりシラスだよね」「生シラス、生シラス」と口々に言葉にしています。
商店街や参道の雑踏をかき分け、行列待ちの客を横目に島の中に入っていきましょう。
結構な昇りになりますので、脚に自信のない方はエスカー(注1)を利用しましょう。
江島神社(江ノ島ではなく江島と書きます)は、天照大神が須佐之男命と誓約された時に生まれた神で、三姉妹のご祭神でございます。
辺津宮の田寸津比賣命
(たぎつひめのみこと)
中津宮の市寸島比賣命
(いちきしまひめのみこと)
奥津宮の多紀理比賣命
(たぎりひめのみこと)
の三女神を江島大神と称し、仏教との習合により弁財天女とされて江島弁財天と信仰されております。 幸福、財宝を招き芸道上達の幸徳を持つ神といわれるほか、近年では恋愛のパワースポットとして人気があります。
若い人のみならず、還暦を控えた方も足しげく通う割烹の、着物姿も艶やかな女将に淡い恋心を寄せ、いつかは「いい仲」にと密かに思っておいででしたら心の中でそっと手を合わせてみましょう。
そう、本厄の御祓いの時にひいたおみくじに「恋愛 この人を逃すな」とあった一行を信じることも大事ですよね。
さて、江の島サムエルコッキング苑、江の島シーキャンドルを右手に見ながら江島神社の奥津宮をさらに過ぎると、やがて道は下りになります。
その下りの階段手前辺りの左手にあるのが魚見亭でございます。
一見普通の食堂。
なぜにココなのか?
いえいえ、ココこそが冒頭申し上げた湘南名物なのでございます。
食事をおいしくいただくためにはもちろん味覚も大切ですが、それ以上に「誰と食べるか」「どこで食べるか」ということのほうが、おいしくいただいた記憶が強烈に刷り込まれることでしょう。
何の変哲もない入口を入り、奥に進んでください。
小上がりの座敷とテーブル席。
そこではなく、窓の外をご覧になるとバルコニーには海に面したカウンター席がございます。
ココから眺める景色こそ湘南名物の絶景でありましょう。
もちろんメニューにはシラスもありますが、昔からの江ノ島の名物のサザエのつぼ焼きを注文したいものです。
晴れた日には霊峰富士を仰ぎ、夕暮れ時には沈む夕日を眺めながら一献傾けるひと時は、実に至福の時間を迎えることができます。
子供のころの海水浴。
あの時のごちそうだった一口食べたサザエのつぼ焼き、しかし隣には好物のビールが置かれていることだけが当時との違いですが。
魚見亭からの眺めに酔いしれ、子供のころの記憶や青春時代の湘南デート、はたまたこれから迎えるであろうアナザーライフに思いを馳せると時のすぎることも忘れてしまうでしょう。
ほんの数時間のトリップが明日からのあなたを変えてくれるかもしれません。
とても素敵な湘南名物
いかがでしょうか?
注1)エスカー:結構標高差がある江ノ島の頂上まで行くのに便利な屋外エスカレーター
※一部江島神社HPより引用
スポンサーリンク