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花柳界の粋 大多福のつぼ土産 おでん 東京手みやげ
大正4年創業の老舗おでん専門店、「大多福(おたふく)」は戦後から変わらぬ一枚板のカウンターです。
『浅草おでん』の看板を掲げ、関東大震災と東京大空襲と2度の焼失に負けることなく、代々続くおでんの味を守ってきました。
秘伝のダシは、戦後絶やすことなく継ぎ足し継ぎ足しで大切に受け継がれてきました。
カウンターでお好みのおでんをつつくのもいいのですが、わざわざ手みやげだけをお求めになる方も多いとか。
その手みやげこそ、壺の中にたっぷり入ったおでん『つぼ土産』でございます。
タコつぼからヒントを得て作られたそうですが、口の部分は紙でフタをされ麻紐でくくられており、手提げできるようになっています。
大正・昭和初期の頃、花柳界から切望されて誕生しました。
おでんの入ったつぼをぶら下げながら、夕刻の浅草の華やぐ町をそぞろ歩けば、当時の粋が感じられることでしょう。
ネギマグロ、茎ワカメなど、戦前からのネタやの旬の素材が17、8種類ほどたっぷり入っています。
やや甘めの味付けがしっかりと染み込んだおでん。
ダシの香りと素材の旨みのハーモニーでございます。
2人前程度の量がはいって値段は5.000円ほど。
粋がわかるご友人にはもってこいのシロモノです。
今度つぼをぶら下げて、「あの人」のお宅に訪ねてみましょうか。
つくばエキスプレス 浅草駅 徒歩2分
東京都台東区千束1-6-2
Tel:03-3871-2521
引用:http://www.otafuku.ne.jp/
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