小林麻美　男性も夢中になった化粧品のCM

1991年、衝撃的なニュースが走りました。
あの小林麻美が結婚！
それもお相手は所属事務所田辺エージェンシーの社長・田辺昭知さん！
二重のショックでございました。

1970年、16歳に時にライオン歯磨きのコマーシャルガールに抜擢。
お茶の間にその姿を現しました。
密かに隠れファンが増殖しつつあった1972年、東芝レコードから「初恋のメロディー」で歌手デビューしたのでございます。
さぁ、隠れていたファンは一気に表に出てまいりました。
当時のアイドルは、健康的な笑顔ではじける若さが売りとされていた時代。
長身・猫背・ややうつむき加減の彼女は暗いイメージはアイドル歌手としては消滅してしまいました。

その後、見事に強烈なインパクトで再登場します。
最初のきっかけであったCMガールとして、資生堂、パルコなどでテレビに映し出されたのです。
特に特に1977年のパルコCM「淫靡と退廃」では、彼女の細い体や暗さ、どこか倦怠感を感じるような表情やミステリアスな印象が逆に受けたのでございます。

女優・モデルとして活躍する中、歌もヒットしました。
「雨音はショパンの調べ」は彼女の代表曲でございます。

CMでも大好評のシロモノがございます。

尾崎亜美の「マイピュアレディ」が流れる中、躍動する彼女。
忘れられぬシーンですね。

男性雑誌「GORO」では表紙やグラビアを飾りました。

都会的でファッショナブルで八重歯がとっても可愛い彼女。
初めてのCMがライオン歯磨き。
ほんの最近お見かけしたのが日本歯科医師会デンタルマガジンという本の記事です。
なぜか歯にまつわることが多いようで。
八重歯はアイドルのチャームポイント。
小林麻美はやはり永遠に「アイドル」なのでございましょう。

もう一度聞きたいこの曲。
【初恋のメロディ】